旧日本軍による南京での犯罪行為、総数は30万件―中国メディア

Record China    2014年6月12日(木) 12時33分

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12日、新華網は、中国が南京大虐殺と従軍慰安婦に関する資料を世界記憶遺産に登録申請したことに関連し、南京での旧日本軍による犯罪行為は30万件近くに上ると伝えた。写真は南京大虐殺記念館。

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2014年6月12日、新華網は、中国が南京大虐殺と従軍慰安婦に関する資料を世界記憶遺産に登録申請したことに関連し、南京での旧日本軍による犯罪行為は30万件近くに上ると伝えた。

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今回、世界記憶遺産に登録申請した南京大虐殺関連資料には、旧日本軍が撮影した写真や米国人牧師ジョン・マギー氏が撮影したフィルム、南京市国際安全区で働いていた中国人女性・程瑞芳(チョン・ルイファン)さんの日記(中国版「アンネの日記」と呼ばれる)、戦後に中国政府が調査した資料、極東国際軍事裁判や南京軍事法廷の資料などが含まれる。

南京市档案館の研究員、夏●(シア・ベイ、●は草かんむりに倍)氏は以前の取材で、1946年2月までの統計によると、旧日本軍が南京で行った虐殺や傷害、暴行、略奪、強制服役および旧日本軍の29部隊による犯罪行為の総数は29万5882件に上ると説明している。

南京市档案局の王●(ワン・ハン、●は草かんむりに函)副局長は、「被害者の具体的な人数にはいくつかの疑問点があり、政府として認定することは困難だ」とする日本政府の見解について、「史実を裏付けるこれら資料が動かぬ証拠であり、否定することはできない」と語った。(翻訳・編集/NY)

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