有人宇宙船「神舟14号」の発射前に肉まん食べて験担ぎ―中国

人民網日本語版    2022年6月7日(火) 21時0分

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中国の有人宇宙船「神舟14号」に搭乗する宇宙飛行士の出征式が北京時間5日午前7時54分、甘粛省にある酒泉衛星発射センター問天閣広場で行われた。

中国の有人宇宙船「神舟14号」に搭乗する宇宙飛行士の出征式が北京時間5日午前7時54分、甘粛省にある酒泉衛星発射センター問天閣広場で行われた。7時56分、中国有人宇宙飛行プロジェクトの総指揮を務める、宇宙ステーション段階飛行任務総指揮部の李尚福総指揮長が命令を下し、宇宙飛行士の陳冬氏、劉洋氏、蔡旭哲氏の3人が宇宙への旅へと出発した。3人は今後、6カ月間宇宙に滞在することになっている。

酒泉衛星発射センターでは、まだ暗い5日早朝から、陳氏、劉氏、蔡氏の3人が出征式に向けた準備を進めていた。そして、同センターのスタッフは、打ち上げの成功を願って朝食に包子(肉まん)を食べたという。

圓夢園広場の報告台から、ロケットの発射台までは約7キロあり、3人を見送るために、センターの各系統の責任者や東風航天城の士官、兵士、現役軍人の家族、部隊駐屯地の住民など約1000人が駆け付けた。

北京冬季五輪金メダリストの武大靖(ウー・ダーウェイ)選手も出征式に出席し、「五輪開催期間中は、英雄である宇宙飛行士が、僕たち選手を応援してくれた。今回は、アスリートを代表して僕が英雄の出発を見届けたい。3人が無事戻ってくること、全てが順調にであることを祈っている」とエールを送った。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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