米英豪の原子力潜水艦協力は各側の合意達成まで控えるべき=外交部

CRI online    2022年6月8日(水) 17時50分

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外交部の報道官は、米英豪の原子力潜水艦協力は各側の合意達成まで控えるべきだと述べた。

外交部の趙立堅報道官は7日の定例記者会見で、中国の主張の下で、国際原子力機関(IAEA)理事会が3回目に協議方式で単独の正式議題を設けて、米英豪の原子力潜水艦協力が関係する核物質の譲渡および「核兵器不拡散条約」に影響を与える保障措置と監督などの問題を討論することを明らかにしました。国際社会が米英豪の原子力潜水艦協力や核兵器にまつわる問題を極めて重視し、深い関心を寄せていることが伺えます。

趙報道官は、中国が何度も、米英豪の原子力潜水艦協力が深刻な核拡散リスクとなり、世界核不拡散体制を脅かし、軍備競争を激化させ、地域の平和と安定を破壊すると訴えてきました。そのうえで、「米英豪原子力潜水艦の協力に関わる保障措置と監督問題は、世界核不拡散体制に大きく影響し、同機関のすべての加盟国の利益に関係するため、すべての加盟国が共同で討論し決定すべきである」と述べ、米英豪が核不拡散の義務を確実に履行し、加盟国の議論を妨害するのではなく支持すべきであり、各方面が共通認識を達成するまで、原子力潜水艦協力を展開すべきではないという考えを示しました。また、IAEAのすべての加盟国が同議論を支持し積極的に参加することや、「核兵器不拡散条約」を基本とする世界核不拡散体制を共同で守り、国際平和と安全を守ることを呼びかける中国側の姿勢を示しました。(提供/CRI

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