Record China 2022年6月11日(土) 20時0分
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海外在住の中国人向け情報サイトに7日、「中国には200の『ホワイトハウス』が点在している」との記事が掲載された。
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海外在住の中国人向け情報サイトに7日、「中国には200の『ホワイトハウス』が点在している」との記事が掲載された。記事はそれらの写真とともに、撮影したカメラマン、呉国勇(ウー・グゥオヨン)氏の言葉を紹介している。
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記事によると、呉氏が撮影を開始したのは新型コロナウイルスの大流行が始まってから。PCR検査と抗原検査を何度も受けながら各地にある200もの「ホワイトハウス式」建築をカメラに収め、今年初めに「中国のホワイトハウス」として北京で展示を行った。構想が浮かんだのは2019年のことだが、感染拡大を受けて「今の切り離された世界を認識するのに役立つかもしれない。作品を急いで発表しなければ」との緊迫感を抱いたのだという。
呉氏は、中国のネット上では多くの人が「米連邦議会議事堂式」の建物をまとめて「ホワイトハウス」と呼んでいると指摘し、「これは中国の庶民の米国に対する認識が完全、全面的ではないことを説明していて、このような間違った呼び方に考えさせられた。だから作品に名前を付ける際、このあいまいな名前を使った」と説明。また、「ホワイトハウス式」建築は改革開放から派生したものだとし、「人々の法治に対する理想、文化的な憧れ、富への渇望など多くの複雑で微妙な感情を乗せている」と紹介した。
呉氏が撮影した政府の「ホワイトハウス式」建物は26あり、これらはいずれも米中間のイデオロギー上の対立が緩やかになった1990年代末から2010年の間に建てられたものだという。また、裁判所の建物は70余りと全体の3分の1を占め、呉氏は「中国は法治国家であり、人間本位、公平公正でなければならず、連邦議会議事堂式の建物自体の威厳ある対称的な形は、裁判所の公平・公正な法の執行理念と一致し、法治中国の理想に新たな表現方法を提供した」と説明。この他、検察院と公安機関の建物は合わせて11、ホテルは22、大学の建物も22などとなっており、呉氏は個人でこうした家を建てた男性から「好きだったから建てた」と聞いたことも披露した。(翻訳・編集/野谷)
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