軍用機の遭遇接近事件 カナダの「メガホン外交」を批判=外交部

CRI online    2022年6月9日(木) 12時50分

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外交部の趙立堅報道官は8日の定例記者会見で、「カナダ側は客観的事実を尊重し、偽情報を流すことをやめ、『メガホン外交』をやめ、中国・カナダ関係の正常な発展の回復に努めてほしい」と改めて促しました。

カナダ当局が、中国とカナダの軍用機遭遇接近事件について騒ぎ続けていることに対し、外交部の趙立堅報道官は8日の定例記者会見で、「カナダ側の発言は完全に白黒を逆転し、善悪を混同するものだ」と述べたうえで、「カナダ側は客観的事実を尊重し、偽情報を流すことをやめ、『メガホン外交』をやめ、中国・カナダ関係の正常な発展の回復に努めてほしい」と改めて促しました。

報道によりますと、カナダの首相や外相などはこのところ、中国軍機が国連のミッションを遂行するカナダ軍機を妨害し、カナダ人員を危険にさらしたと繰り返し発言しています。

趙報道官は、「国連安全保障理事会はいかなる国にも、決議違反の監視を理由に、他国の管轄する海域や空域に軍事力を配備して監視活動を行う権限を与えたことはない。カナダ側が主張するカナダ軍機の国連ミッション遂行は口実にすぎない。国連決議の実行を名目に、中国の国家安全と主権を脅かす行為に対し、中国は断固反対する」と述べました。

趙報道官はまた、「実際には、カナダ軍機が遠方から中国付近の空域に飛来して接近偵察し、中国側を挑発したというのが基本的な事実であり、中国軍機がカナダ付近の空域まで飛行したわけではない」と指摘したうえで、「誰が挑発や威嚇をしているのか、誰が正当防衛しているのかは一目瞭然だ。中国軍が取った措置は正当で、力強く、安全であり、専門的にも非の打ちどころがない」と指摘しました。(提供/CRI

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