中国の女優ヤン・ミー（楊冪）がこのほどバラエティー番組の中で、2年前に詐取行為を疑われたと明かしたことが注目を浴びた。

騰訊視頻（テンセント）で配信中のバラエティー番組「怎麼辦！脱口秀専場」に出演したヤン・ミーが、過去の驚くべきエピソードとして語ったもの。2年前のある日、移動のため空港に向かっていたヤン・ミーの携帯にショートメッセージが入り、金融機関からの借り入れのトラブルが報告されているため、裁判所の呼び出しに応じない場合は、空港や駅で身柄を拘束する旨が書かれていたという。

受け取った内容に心当たりはなく、詐欺メールだと気軽に考えていたヤン・ミーだったが、このメールが本物だったことがその後判明。ヤン・ミーのネットバンキングのアカウントが何者かに乗っ取られ、勝手に2000元（約4万円）を借りられていたのが原因で、思いがけないぬれぎぬだったことが明らかになっている。

番組では犯人にされかけたヤン・ミーが、「2000元だったらお父さんに借りる」とユーモアたっぷりに言い放ったことも笑いの的に。また、当初は詐欺と誤解していたヤン・ミーが、ショートメールを送ってきた相手について、「“あなた大丈夫？”と思った」と、過去に出演して人気を集めたCMで連呼したキャッチフレーズを使って表現したことも笑いを誘っている。（Mathilda）