国家統計局は10日、5月における消費者物価指数（CPI）と生産者物価指数（PPI）の統計を発表しました。5月のCPIは4月と比べて上昇幅が縮小しましたが、前年同月比で安定して上昇していることが示されました。

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4月に0．4％だったCPIの前月比上昇率は、5月には0．2％に縮小しました。食品のうち、野菜価格は15．0％の下落で、豚肉価格は5．2％上昇しました。非食品価格の前月比上昇率は0．1％で、4月より0．1ポイント縮小しました。

5月におけるCPIの前年同月比上昇率は2．1％で、上昇幅は前月と同じでした。うち、食品価格は2．3％の上昇でした。野菜価格は前年同期比11．6％の上昇で、上昇率は4月よりも12．4ポイント縮小しました。卵価格は11．4％の上昇で、上昇幅は同1．9ポイント縮小しました。豚肉価格は前年同期比で依然として下落傾向を示していますが、下落幅は前月より縮小しました。非食品価格は2．1％の上昇でしたが、上昇幅は前月より縮小しました。

5月のPPIは、各地区や各部門が新型コロナウイルス感染症対策と経済発展を効果的に統合するとともに、重点の産業チェーンとサプライチェーンの円滑化と安定化に全力を挙げたことで、前月比で0．1％上昇、前年同月比で6．4％上昇しましたが、上昇幅ではいずれも縮小傾向が続きました。（提供/CRI）