Record China 2022年6月13日(月) 20時20分
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コーヒーチェーン大手のスターバックスが、利用客以外のトイレ使用を再び禁止する可能性があるようだ。
コーヒーチェーン大手のスターバックスが、利用客以外のトイレ使用を再び禁止する可能性があるようだ。中国メディアの環球網が米紙ワシントン・ポストの10日付の記事を引用して伝えた。
ワシントン・ポストによると、スターバックスの創業者ハワード・シュルツ氏は9日にワシントンD.C.で開かれた会議で「スターバックスは毎日1億人の消費者にサービスを提供しているが、店のトイレを公衆トイレとして利用する人が絶えず店に入ってきており、従業員と利用客に安全上の問題をもたらしている」と説明。「トイレをオープンにしたままにしておくことができるかどうかわからない」と述べた。
同氏はまた、従業員の「メンタルヘルス」の観点からも、現在の方針を維持することが難しくなっているとしている。
2018年5月、スターバックスの米フィラデルフィアの店舗で、何も注文せずに店内で待っていた黒人男性がトイレを使用させてほしいと頼むも応じてもらえなかった上に、警察に通報される事件が発生。世論の批判を浴びた同社はこれをきっかけに、商品を購入しなくてもトイレを使用できるよう方針を転換していた。
この話題は中国でも大きな反響を呼んでおり、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でトレンド入り。ネットユーザーからは「ケチだな」「なんて非人道的な」「トイレを貸してくれないならスタバに行く理由はない」といった声が上がる一方で、「スタバにトイレあったんだ?」「トイレのあるスタバなんて見たことないけど」「中国ではトイレのあるスタバは少ない」「(トイレに行きたいときは)ケンタッキーかマクドナルドに行く」との声が多く寄せられた。
また、「中国でスタバのある場所はだいたいショッピングモール。店内になくてもモール内にトイレがあるから構わない」「そもそもスタバは高いし、入ったことがない」との声も見られた。(翻訳・編集/北田)
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