人民網日本語版 2022年6月13日(月) 18時0分
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第14回中国生物産業会議が10日、広州国際生物島で開催された。写真はワクチンを接種する中国の市民。
第14回中国生物産業会議が10日、広州国際生物島で開催された。中国工程院の鍾南山(じょん・なんしゃん)院士が基調演説を行った。科技日報が伝えた。
新型コロナウイルスワクチンの追加接種はどのように行うべきだろうか。鍾氏はブラジルで行われた交互接種の予防効果について言及した。同研究は1436万人以上の被験者の観察を行った。その結果によると、科興ワクチンの2回目の接種から14~30日後の感染予防効果は55%で、重症化予防効果は82.1%。180日後の感染予防効果は34.7%で、重症化予防効果は72.5%。6カ月後にmRNAワクチンを追加接種してから14~30日後の感染予防効果は92.7%で、重症化予防効果は97.3%。
鍾氏は、「同種のワクチンによる追加接種の感染予防効果は比較的低い。追加の交互接種により、不活化ワクチンを2回接種した上でサブユニットタンパクワクチンやアデノウイルスベクターワクチンまたはmRNAワクチンを追加接種すると効果が大幅に上がる。中国の動的ゼロコロナ政策(重症率と死亡率だけでなく感染率も減らす)に基づき、交互接種を提案する」と述べた。
鍾氏は、「サブユニットタンパクワクチン、第2世代mRNAワクチン、吸引型(噴霧化、鼻噴霧)ワクチンは、中国で現在新たに研究開発中のワクチンだ。中国の第2世代mRNAワクチンは、オミクロン株への中和活性を大幅に高めることができ、ファイザー製のmRNAワクチンを大きく上回る」と説明した。
鍾氏によると、広州実験チームは科学治療の面では、5つの新型コロナウイルス薬品研究開発ロードマップを策定しており、同時に台湾地区や香港地区の大学と共同研究を展開している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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