CRI online 2022年6月13日(月) 19時10分
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夏に収穫する穀物の買い付けが南から北へと順次始まっており、買い付けの進展状況は例年より速いということです。
国家食糧・物資備蓄局が発表した情報によりますと、現在、夏に収穫する穀物の買い付けが南から北へと順次始まっており、買い付けの進展状況は例年より速いということです。今年の主産地の小麦は全般的に品質が良く価格も高めで、夏穀物の最盛期の買い付け量は6500万トン前後と、比較的高い水準を維持する見通しです。
現在、湖北省、安徽省、江蘇省などでは小麦が集中的に出荷されており、河南省北部、山東省北西部、河北省では小麦の買い付けが続々と行われています。統計によりますと、主産地での新小麦購入量は前年同期より10万トン増の500万トン前後だとのことです。
現在、小麦の一般的な買い付け価格は1キロ当たり3元(約60円)前後で、最低買い付け価格水準の2.3元(約46円)を大きく上回っています。食糧備蓄企業、貿易企業、加工企業などさまざまな市場関係者が積極的に購入市場に参入し、市場型買い付けは既に食糧買い付け市場の主役になりつつあります。
国家食糧食用油情報センター首席アナリストの王暁輝さんは、「現在、華北地区の小麦の買い付け価格は1トン当たり3000~3100元(約6万~6万2000円)で、買い付け価格は前年同期を600元(約1万2000円)ほど上回っており、穀物生産農家の増産と増収に寄与している」と語りました。(提供/CRI)
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