67万円の大韓航空ビジネスクラスの機内食がこれ?乗客から不満=韓国ネット「大韓と名乗らないで」

Record Korea    2022年6月15日(水) 18時0分

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14日、韓国・ハンギョレ新聞は「ホノルルから大韓航空のビジネスクラスを利用し韓国に帰国した人物が、料金に見合わないサービスを受けたとネット上に不満を書き込み、物議を醸している」と伝えた。資料写真。

2022年6月14日、韓国・ハンギョレ新聞は「ハワイ・ホノルルから大韓航空のビジネスクラスを利用し韓国に帰国した人物が、648万ウォン(約67万円)を超える片道料金に見合わないサービスを受けたとネット上に不満を書き込み、物議を醸している」と伝えた。

最近、KE054便で仁川(インチョン)国際空港に到着したこの乗客は、13日にネット上のコミュニティーに写真と文章を載せ、大韓航空の機内サービスを糾弾した。まず機内食の量の少なさに驚いたといい、他の乗客からも不満の声が上がったとしている。写真は機内食を撮影したもので、じゃがいも数切れ、そのじゃがいもよりも小さなステーキ、少量のバター、コップの半分以下の量のワインという内容になっている。

乗客の多くがその後ラーメンを頼んでいたといい、この乗客も少し遅れて注文しようとすると既に在庫が切れていたという。また、チーズは「手のひらサイズの物を3種類、客席乗務員が持って回り、刺し身のように薄く切って提供した」、ぶどうは「客席乗務員がビニール手袋をつけた手で1粒ずつ外して提供した」という。ただ、この乗客は「誤解しないでほしいが、乗務員のサービスは、以前と変わらず最高だった」とも書いている。

この書き込みには多数のコメントが書き込まれており、「自分もビジネスに乗ったが同じように感じた。費用は2倍になり、サービスは2倍低下した」「ビジネスクラスの機内食だと書いてなければエコノミーのものだと思うだろう」「『大韓』と名乗るのをやめてもらいたい」「600万ウォンも払ってこんな食事だなんて」など、批判的な内容が並んでいる。

その後、匿名のコミュニティーアプリ「Blind」に、この書き込みを見たと思われる大韓航空の客室乗務員が「ステーキを注文したのに数が足りず召し上がれなかったお客さまもいらっしゃるでしょう。私たち乗務員も、全員に提供したかった」などと、謝罪を書き込んでいる。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「この写真が、ビジネスクラスのステーキ?。外国の航空会社でもこんなのは見たことがない。それに、ハワイ~仁川が648万ウォン?。コロナ前なら早めの予約で、ニューヨークに2回往復できる値段だ」「機内食より料金のほうに驚いた」「北朝鮮の飛行機かと思った」「じゃがいもの大きさがあるなら感謝だよ。大韓航空はナッツで飛行機をリターンさせた会社だからね」「ビジネスがこれでは、他のクラスは言わずもがなだな」「これは会社が批判されて当然だ。乗務員も乗客も悪くない」「乗務員ではなく、企業の問題だ」「大韓航空のサービスは最悪だよ。大韓という名前を変えてほしいね」「もう大韓とアシアナは同じ会社になるから、高クオリティーのサービスはないよ。これからは安い外国の航空会社を積極的に利用しよう」などの声が殺到している。

一方で、「エコノミーを利用して、ステーキは専門店で食べればいい。ステーキを食べるためにビジネスに乗るわけじゃないでしょ?」といったコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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