世界の観光地は中国人だらけ?海外旅行者数が1億1400万人に達する見込み―中国報告書

Record China    2014年6月14日(土) 10時28分

拡大

11日、中国の海外旅行者数が1億1400万人に達する見込みだ。

(1 / 2 枚)

2014年6月11日、人民日報によると、中国旅行研究院とショッピング案内を提供するグローバルブルー社が共催する「中国海外旅行発展年次報告書2014」発表会が10日に北京で開かれた。同報告書によると、中国人の海外旅行は2014年も高度成長を維持し、規模が前年比16%増の延べ1億1400万人に達するとみられる。海外旅行中の消費額は18%増の1400億ドルに達する見通し。

その他の写真

中国は2013年に、世界最大の海外旅行市場、世界一の海外旅行消費国としての地位を固めた。海外旅行者数は前年比18.0%増の延べ9819万人に達し、海外旅行中の消費額は26.8%増の1287億ドルに達した。人民元レートの上昇、ビザ制度の規制緩和、関連政策により、海外旅行の発展にとって有利な環境が生まれた。市場規模と消費能力の拡大により、海外旅行は世界の観光業界に対する中国の影響力を強化した。

市場が拡大を続けるなか、海外旅行の市場の需要と実際の消費が大衆化・多元化している。旅行者の居住地は大都市から中都市や中西部地区に移っている。また、観光客の約7割が個人旅行を選択しており、ホテルはミドルクラスが最も人気を集めている。ショッピングの対象は高級品から大衆的な実用品に移っている。

海外旅行市場の急速な変化は関連産業の変革を促している。市場で勝ち残り競争力を高めるため、価値を巡る競争が常態化している。また、オンライン旅行サイトの急発展により、実店舗の役割が弱まっており、資本の介入に従って海外ツアー業者の総合性・専門性の二極化が激しくなっている。

中国の経済・社会の発展、「旅行法」の旅行市場・産業への積極的な影響により、中国の海外旅行市場は2014年も高度成長を維持するとみられる。その規模は前年比16%増の延べ1億1400万人に、海外旅行中の消費額は18%増の1400億ドルに達する見通しだ。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携