人民網日本語版 2022年6月21日(火) 20時30分
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有人宇宙船「神舟14号」の乗組員が中国宇宙ステーションに入り2週間になった。
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有人宇宙船「神舟14号」の乗組員が中国宇宙ステーションに入り2週間になった。今や荷物の整理をほぼ完了しており、さらなる軌道での科学実験活動を展開中だ。中国有人宇宙飛行弁公室はこのほど、宇宙飛行士3人が軌道で作業する様子を撮影した動画を発表した。宇宙飛行士によるウォーターディスペンサーの設置、水質検査の様子が公開された。中国新聞社が伝えた。
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計算によると、宇宙飛行士は1人当たり1日2リットルの水を飲む必要がある。宇宙飛行士の長期滞在中の勤務・生活用水を確保するため、地上から宇宙に定期的に水を送るほか、宇宙ステーション内で水資源の循環利用を行う。神舟14号の乗組員が「宇宙の家」に入った後の最も重要な活動は、給水システムの再設置と水質検査だ。
画面の中で、宇宙飛行士はまずウォーターディスペンサーを設置した。ウォーターディスペンサーから流れ出すお湯は45℃に保たれている。適度な湯温はスケジュールが詰まっている宇宙飛行士に快適感を与えている。
軌道上で保管する水が流動しないため、宇宙飛行士は軌道上での水使用の安全を保証するため、定期的に水の微生物検査を行い、病原微生物の増殖、健康への影響を回避する必要がある。専門家によると、一部の微生物はさらに宇宙ステーションの材料構造に影響を及ぼし、設備の故障を引き起こしやすいという。
飲水の安全が保障されると同時に、神舟14号の宇宙飛行士の「宇宙料理」も非常に豊富だ。宇宙飛行士は酢をつけ餃子を食べられるほか、中秋節にはご馳走や月餅などの祝日の食品を味わえる。また、地上スタッフは宇宙飛行士のために、肉製品、卵製品、乳製品、ナッツ、キャンディー、ジュースなどのおやつと飲み物を用意した。
神舟14号の乗組員は6月5日に中国宇宙ステーションに入り、6カ月の軌道滞在を開始した。「天和」コアモジュールに入ったばかりの時は、船内に多くの荷物が整然と置かれていたが、今や乗組員によって整理がほぼ完了している。宇宙飛行士たちはさらなる軌道での科学実験活動を展開中だ。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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