Record China 2022年6月24日(金) 21時0分
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22日、上海市市場監督管理局によると、同市のネットショップが任天堂の権利を侵害する製品を販売した疑いのある事件があった。
22日、上海市市場監督管理局によると、同市のネットショップが任天堂の権利を侵害する製品を販売した疑いのある事件があった。中国メディアの澎湃新聞が同日付で伝えた。
記事によると、閔行区市場監督管理局は今年2月24日、任天堂の商標権者の通報を引き継ぎ、ネットショップ「九九谷数碼」が任天堂の権利を侵害する製品を販売した疑いがあると報告した。
閔行区市場監督管理局は直ちに疑いのある上海衡縁実業有限公司のネットショップにおける販売量について調査を行い、その販売量が膨大であることを発見。法執行機関は2月24日に公安部門と共同で当事者の上海・光東路にある事業所に対して家宅捜査を行った。
現場では「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の商標が付いたゲーム機のパーツ1559点が押収された。商標権利者の鑑定の結果、いずれも権利を侵害する模倣品であり、その額は合計45万1197元(約6134万円)に上った。同社はネットショップ「九九谷数碼」を経営し、「Nintendo Switch」を模倣したゲーム機のパーツを販売。売上高は35万7392元(約4859万円)に達していた。
他人の登録商標権を侵害するゲーム機のパーツを販売した疑いで、事件に関わる金額が15万元(約2039万円)を超えたため、閔行区市場監督管理局は「中華人民共和国商標法」第六十一条及び、「公安機関が管轄する刑事事件の立件・訴追基準に関する規定(二)」第七十条第(二)号の規定に基づき、容疑者を公安機関に移送した。現在事件はさらに捜査・処理・審理中である。(翻訳・編集/刀禰)
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