Record Korea 2022年6月23日(木) 23時0分
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韓国の学校給食のキムチから相次いでカエルの死骸が発見され、物議を醸している。資料写真。
2022年6月22日、韓国メディア・韓国経済によると、韓国の学校給食のキムチから相次いでカエルの死骸が発見され、物議を醸している。
記事によると、5月30日と6月15日、ソウル市内の高校2校で出されたヨルムキムチ(大根の葉のキムチ)からカエルの死骸が発見。ソウル市教育庁と関係当局は業者を特定し、調査を行っていた。
しかし、ソウル市教育庁学校保健振興院によれば、この業者は22日現在もソウル市内の72校と契約を維持している。15日に異物が発見されたキムチそうめんには、ヨルムキムチ以外にも麺、卵、キュウリのナムル、大根の酢漬けの4つの材料が入っており、ヨルムキムチが原因とは断定できないため、契約の解除が難しい状況だという。
学校保健振興院のイム・ヨンシク院長は、「当該企業の帰責事由が明白であれば契約解約も容易だが、業者は『カエルの死骸はヨルムキムチから出てきたわけではない』と主張している」とし、「食品医薬品安全処による調査結果が出るまでは、業者の過失とは断定しにくい」と説明。「各学校長と納品業者間の契約なので、教育庁は干渉できない」と語っている。
ただしこの業者は、2日に行われた食品の安全管理認証基準である「HACCP(ハサップ)」の評価でも不合格の判定を受けていたといい、担当機関は是正命令を下した後、再評価する予定だという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「事件のことを知りながら契約を続けるなんて、学校側も正気じゃない」「カエルが出てくるくらいなら、虫や微生物も入ってる可能性があるのに」「最近はカエルを見ることすら珍しいのに…食材を洗ってないの?」「すぐにこの業者の営業を停止させて」「裏金が動いてるから契約破棄できないのでは?」など、業者や学校に対する批判の声が多く寄せられている。
一方で、「検査結果も出ていないのに、解除する方がおかしいでしょ」「20年くらい前まではカエルを揚げたおかずも売ってたけど」「われわれが食べている食材にはカエルよりも有害な化学物質がたくさん含まれている」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山)
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