韓国で賛否分かれた映画「ベイビー・ブローカー」、日本でのヒットは難しい?

Record Korea    2022年6月29日(水) 9時0分

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26日、韓国・MBCは「映画『ベイビー・ブローカー』の日本でのヒットは、俳優に懸かっている」と伝えた。

2022年6月26日、韓国・MBCは「映画『ベイビー・ブローカー』の日本でのヒットは、俳優に懸かっている」と伝えた。

第75回カンヌ国際映画祭で主演のソン・ガンホが最優秀男優賞を受賞した、映画「ベイビー・ブローカー」の舞台挨拶が26日に都内で行われ、キャスト陣と是枝裕和監督が登壇した。

同作品は先週、韓国で観客動員数100万人を突破したが、話題の韓国映画や「トップガン マーヴェリック」が相次ぎ公開され、週末の観客数は大幅に減少したという。作品性は高く評価されているものの、韓国の観客の間では「やや退屈」だという声も上がっているという。

日本では24日から全国ロードショーとなったが、「疎外と貧困、児童問題など、社会問題を穏やかに描写する是枝監督の作品は、なかなか商業的成功を収められない」と記事は指摘しており、「日本でヒットするかどうかは事実上、ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、IU(イ・ジウン)らトップ俳優の優れた演技に懸かっている」と伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「日本人監督特有の雰囲気があった。ダイナミックなものに慣れきってる映画ファンには、ちょっと退屈かもしれないね」「居眠りしちゃったよ。いびきをかいてる人もいたぞ」「韓国人には退屈だろうけど、日本人はそう感じないだろう。つまり日本映画は全て、ちょっと退屈なんだよ(笑)」「正直、せりふもクサイし、韓国人監督が撮ったらもっと面白かっただろうにと、残念な気持ちになった」「韓国社会の恥部を穏やかに隠喩で表現しているが、逆により恥ずかしい思いがした」「日本映画は既に斜陽産業だからな…」などのコメントが寄せられている。

一方で、「いい映画だった」との声も多く、「もともとカンヌの受賞作は面白くないものだ」「ヒットさせることが目的なら、こんな題材を選ばないでしょ」「退屈だという人は、単純なアクション娯楽映画でも見ててください」などの意見が見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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