2014年6月12日、英紙デイリーメールは記事「中国の大学入試、カンニング手法は007並」を掲載した。14日、参考消息網が伝えた。

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先日、中国の大学入試「高考」が実施された。一生を決める重大事とあって受験生たちはみな本気で勉強している。実力では合格できないとあきらめた場合には登場するのがカンニング。007並のハイテク機器まで登場する。

例えばピンホールカメラを仕込んだペンや腕時計。撮影された画像は携帯電話で外部に発信され、外部の仲間は解答を導き出した後、耳の穴に仕込んだ超小型イヤホンで正解を知らせるという手はずだ。こうしたハイテク・カンニングはプロの業者がサポートするが、今年も多くの組織が摘発された。

カンニングもあてにならないとなると登場するのが神頼み。名門高校の敷地に生えている木が「ご神木」扱いされ、他校の受験生とその保護者が拝みに集まったという話まであったという。（翻訳・編集/KT）