新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、約100日にわたり閉園していた上海ディズニーリゾートが、6月30日から営業を再開すると発表した。発表後、オンライン旅行プラットホームの関連商品の検索数が激増した。旅行サイト・携程の統計を見ると、28日午後、「ディズニー」関連のジャストインタイムアクセスが前月比655％増と激増。また、それに伴い、上海の都市観光関連の人気度も約2倍に高まった。当稿執筆時点の携程の統計によると、直近1週間における上海ディズニーランドのホテルの予約数は3月の閉園前1週間と比べて、360％増となっている。

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旅行サイト同程旅行の関係者が提供したビッグデータによると、営業開始発表から30分以内に、上海ディズニーランド関連の旅行の検索数が前日の同じ時間帯に比べて167％増加した。うち、上海市民が4割以上を占めていた。上海市以外で、営業再開に注目するネットユーザーが最も多かったのは、江蘇省、浙江省、広東省だった。

その他、民泊オンライン予約プラットフォーム「途家」の統計を見ると、直近1週間における上海ディズニーリゾート周辺の民泊施設の閲覧回数が前週比約7割増、予約数が2倍以上となった。ADR（客室平均単価）は1391元（約2万8000円）となっている。

ゲストを再び迎えるため、上海ディズニーリゾートではキャスト全員が現在、アトラクションのシステム調整やパフォーマンスショーの入念な練習などを行っており、営業再開に向けて万全の準備を整えている。

パークチケットについては、上海ディズニーリゾート公式サイトや公式アプリ、公式微信（WeChat）アカウント、予約サービスセンター、各公式パートナーなどを通して予約・購入することができる。また、営業再開後しばらくは、30日先までの価格カレンダーを提供する。ディズニーリゾートのチケット販売窓口は引き続き営業は行わず、オンライン予約のみの対応となる。（提供/人民網日本語版・編集/KN）