CRI online 2022年7月1日(金) 8時10分
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中国海洋石油集団は29日、中国初となる大規模な二酸化炭素洋上回収・貯留プロジェクトが正式に稼働を開始し、洋上での二酸化炭素回収・貯留量が年間300〜500万トン前後に達する見通しだと発表しました。
この二酸化炭素回収・貯留プロジェクトでは、中国南部にある広東省大亜湾石油化学エリアの各企業が、生産中に排出する二酸化炭素を回収装置で収集し、圧縮した後、パイプラインなどで付近の条件を満たす海域に輸送して貯留や地質利用を行います。大亜湾が位置する珠江河口付近の海域は優れた二酸化炭素貯留条件を備え、この海域の二酸化炭素貯留容量は1000億トンを超えるということです。
中国海洋石油集団によりますと、このプロジェクトは第1段階として、二酸化炭素貯留量を年間300〜500万トンと見込んでおり、炭素削減効果は新たに植樹した樹木の2700〜4500万本に相当します。第2段階では、二酸化炭素の貯留量を500〜1000万トン級にすることを目指します。(提供/CRI)
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