夏休みの帰省・旅行に伴う鉄道輸送体制「暑運」が1日にスタートした。期間は8月31日までの62日間となる。中国全土の鉄道では利用者数が少しずつ回復しており、「暑運」期間中には延べ5億2000万人が利用すると予測されている。最も多い日では利用者が延べ1000万人に達する見込みだ。

国鉄集団の関連責任者によると、旅客輸送関連の商品供給を最適化して、需要を十分満たすよう取り組む。また、各地の新型コロナウイルス対策の調整や観光業界を含む重点業界の回復状況に細心の注意を払い、鉄道サイト・12306のビッグデータを科学的に解析して旅客の移動パターンを割り出し、日ごとにダイヤグラムを調整する運行計画を立て、必要に応じて臨時旅客列車を手配するという。その他、予想外に利用者が集中した場合に備えて、緊急時対応メカニズムを確立し、すぐに手配できる予備の車両や乗務員を事前に一定数手配し、輸送能力を強化する計画という。（提供/人民網日本語版・編集/KN）