ユネスコ、日本特攻隊の記憶遺産申請を評価せず―中国メディア

Record China    2014年6月16日(月) 2時10分

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12日、ユネスコの記憶遺産申請候補として注目を集めた神風特攻隊員の遺書、手紙、日記の資料群は落選した。写真はユネスコの本部。

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2014年6月15日、人民網によると、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の記憶遺産の2015年の登録審議に向けて、日本ユネスコ国内委員会は12日に申請リストを発表したが、そこには「神風特攻隊隊員の遺書」(知覧からの手紙 知覧特攻遺書)は含まれていなかった。

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知覧は第二次世界大戦当時、日本最大の特攻基地があった場所だ。同委によると、(知覧特攻遺書は)日本からの視点のみが説明されており、より多様な視点から世界的な重要性を説明することが望まれるとされた。

中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は今年2月、次のように述べた。いわゆる「神風特攻隊」の記憶遺産申請は日本軍国主義の侵略の歴史を美化するものであり、実質的に世界の反ファシズム戦争の成果と第二次大戦後の国際秩序に挑戦状をたたきつけるものだ。ユネスコの掲げる世界平和の維持という主旨にも背いており、必ずや国際社会の強い非難と断固たる反対に遭う。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/RR)

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