見れば思わず「ハハハハハハハ」となる貨物列車とは?―中国

人民網日本語版    2022年7月6日(水) 20時30分

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中国で整備を終えた貨物列車の車体には、常に思わず笑顔を浮かべたくなってしまう文字が塗装されているのを知っているだろうか?ここではそんな「ハッピーな列車」が整備される場所を紹介していこう。

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中国語の「哈哈」とは通常笑い声の「ハハハ」を意味する。そんな「哈哈」と表記されるのが、中国鉄路哈爾浜(ハルビン)局集団有限公司の哈爾浜車両区間だ。頭文字を取って「哈哈」と表記されるこの区間で定期点検を終えた貨物列車の車体両側の指定された位置には、定期点検済みであることを示す「哈哈」を含む文字や記号が塗装される。これらは、車種や車番、積載重量といった基本情報を示しており、車両の運用や管理、メンテナンスの際に用いられる。

中国のネットユーザーからは「ハッピーな列車」「哈爾浜局哈爾浜区間の略称は『哈哈』なんだ!」といったコメントが寄せられているほか、「じゃあ西安局西安区間はたぶん『西西(シーシー)』だよね」といった「脱線」気味のコメントも寄せられている。

当然ながら実際に「哈哈」で働く作業員たちは、「ハハハ」と笑ってばかりいる訳にはいかない。この塗装を行うのはメンテナンスをして、組立て完了後に行われる最後の作業となるため、その車種や車番、積載重量、メンテナンスの日付といった情報の記録と塗装作業において、ミスは許されない。ミスした場合、輸送秩序に影響を及ぼす可能性もあるからだ。

中国鉄路の公開している情報によると、毎年、貨物列車1万8000車両以上に「哈哈」という文字が塗装され、これらの列車は貨物を満載して中国全土を駆け巡っている。そして「ハハハ」と思わず笑顔を浮かべたくなってしまうこれらの貨物列車は、重要な民生物資や生産物資、抗疫物資の輸送を力強く支えており、産業チェーンやサプライチェーンの安定を促進するうえで、強力な下支えを提供している。

このように「哈爾浜局の哈爾浜車両区間」で整備された車両は、「ハハハ」を届けるハッピーな列車なのだ。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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