新型コロナで延期、上海市の大学入試が約1カ月遅れで開始―中国

人民網日本語版    2022年7月8日(金) 20時30分

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新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっていた上海市の中国大学統一入学試験が始まった。

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7日から9日までの3日間、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっていた上海市の中国大学統一入学試験(通称「高考」)が始まった。受験生約5万人が人生における重要な試験に立ち向かうことになる。中国新聞網が伝えた。

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上海市教育試験院の発表によると、規定に基づき、全ての受験生は試験3日前に、PCR検査を2度受けなければならない。隔離施設で隔離されていたり、PCR検査で「陽性」が判明したりした受験生については、緊急会場を特設したり、集中隔離試験会場を設置したりして対応している。事前にチームを立ち上げてクローズドループで受験生が会場入りできるようにし、できる限り全ての受験生が試験を受けることができるよう取り組んでいる。

試験会場へのアクセスの面を見てみると、上海市の4大タクシー電話調整センターでは6月29日午前0時から、受験生の送迎の予約を開始した。これにより、受験生は電話で事前にタクシーを予約することができる。

また、毎年高考期間中になると、渋滞で遅刻したり、証明書類を忘れたり、試験会場を間違えたりするケースが発生するため、上海浦東公安分局交通警察支隊は今年、緊急勤務を手配している。交通警察指揮プラットフォームは、ワンボタンで、警察官をすぐに緊急手配して、受験生を全力でサポートするサービスを提供している。

中央気象台の6日の予報によると、熱波が間もなく襲来する見込みで、長江中・下流地域では、晴れて気温が高くなる天気が続きそうだ。6日から15日までの間、長江中・下流や四川盆地、陝西省関中、新疆ウイグル自治区といった地域では、最高気温が一時37度から39度に達し、局地的には40度を超える所もあるとみられている。高考期間中、上海は曇りがちで、午後から夜にかけて、にわか雨や雷雨になる所もあると予報されており、最高気温が約37度の真夏日になり、蒸し暑い天気となりそうだ。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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