北京地下鉄が初めて河北省まで乗り入れ、2025年に開通へ―中国

人民網日本語版    2022年7月10日(日) 16時30分

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北京市で今年末までに地下鉄22号線の21駅全ての建設が始まり、2025年の開通を目指す計画となっている。

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北京市発展改革委員会はこのほど、地下鉄22号線(平谷線)北京区間のフィージビリティスタディ報告書を認可した。これは注目を集めている北京市から河北省に乗り入れる同路線の建設が本格化することを意味している。北京日報が伝えた。

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地下鉄22号線(平谷線)の全線21駅のうち、16駅の建設がすでに始まっている。また、区間建設工事も急ピッチで進められている。今年末までに、21駅全ての建設が始まり、2025年の開通を目指す計画となっている。

北京市発展改革委員会の関係責任者は、「地下鉄22号線(平谷線)は、北京・天津・河北省協同発展や北京副都心建設といった重点プロジェクトにサービスを提供し、北京市・天津市・河北省の交通一体化を象徴する路線となる。そして、当市の地下鉄網中核を担う路線ともなる」と説明している。

1号線-八通線や6号線、7号線に続いて、北京副都心と市内の中心部を最速23分で結ぶ新たな高速路線が誕生することになる。河北省の北三県(三河市、大廠回族自治県、香河県)と北京市の平谷区が初めて北京の都市地下鉄網に接続され、市内の中心部とそれぞれ最短32分、55分でつながることになる。これにより1時間交通圏に組み込まれ、時空距離がさらに縮小する。


■全長約81.2キロに21駅

同路線では、西の朝陽区東大橋駅から、通州区、河北省三河市を経て、東の平谷区平谷駅までが連結され、全長約81.2キロ、21席が設置される。うち、乗換駅が12駅で、完成すれば6号線や10号線、14号線、17号線、八通線といった地下鉄15路線への乗換が可能となる。

■最高時速160キロ

同路線の設計最高速度は地上区間が160キロ、地下区間が120キロとなっており、運行速度や工事条件、建設コストが完全に統一して計画されている。車両はD型が採用され、8両編成、1本当たりの定員は約1814人(1平方メートル当たり6人の基準)、完成後しばらくは、2分44秒間隔で運行される計画となっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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