安倍氏銃撃、警護に問題か=中国ネット「確かにずさん」「もし複数犯だったら…」

Record China    2022年7月11日(月) 11時30分

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安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件について、奈良県警の鬼塚友章本部長が警護に問題があった可能性があるとの認識を示したことが中国でも注目されている。写真は事件現場。(撮影:王志安氏) 

安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件について、奈良県警の鬼塚友章本部長が警護に問題があった可能性があるとの認識を示したことが中国でも注目されている。

9日に会見した鬼塚本部長は事件について「本部長として責任を痛感している。警察官人生で最大の悔恨」と語った。また、「このような重大な結果を招いたことを踏まえ、安倍元首相の警護・警備に関して問題があったことは否定できない」との認識を示した。

中国メディアの封面新聞は会見の様子を伝えた上で、日本の報道を基に「安倍氏は当日、道路の中央にあるガードレールに囲まれた場所に立っており、警察は安倍氏を取り囲むように配置されていた。しかし、警護担当経験者によると、安倍氏の背後への警備配置が手薄になっていたようだ」などと伝えた。

中国のネットユーザーからは「確かに警備はずさんだった。SPの反応があれほど遅いとは思わなかった」「1発目が外れたのにSPが反応できなかったというのはひどい」「重要人物の演説で背後の警備は必須。今回は道路の中央での演説で360度開けていた。明らかに警備体制にミスがあった」「単独犯でこれなら、複数犯だったらどうしようもない」「本部長は引責辞任を免れないだろう」といった声が上がっている。

また、「日本では過去に何度も政治家の暗殺が起きている。岸信介も襲撃された」「政治家がこのような形で政界を後にすることは永遠に受け入れられない」といったコメントも書き込まれている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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