サッカーの中国スーパーリーグ・上海海港足球倶楽部に所属する中国代表DF李昂（リー・アン）が13日に行われたリーグ戦でミスを連発したことについて、中国のスポーツメディア・捜狐体育は「災難級のパフォーマンス」と報じている。

上海海港は同日に行われたリーグ第10節で武漢三鎮足球倶楽部と対戦し0-1で敗れた。この試合に先発した李は、試合中に少なくとも3回のトラップミスを犯した。また、左サイドの高い位置でボールを受けた際には左足のクロスがミスキックとなり、ボールは力なくゴールラインを割り、チームのチャンスをふいにした。

捜狐体育は「災難級のパフォーマンス！李昂が3度のトラップミス＋クロスがゴールライン割る、これが中国代表の日常」と題した記事で「（ミスをして）李昂本人もうつむきながらポジションに戻り、（上海海港の）レコ監督は驚きのあまり自分のあごを押さえた」と説明。「（センターバックではなく）左サイドバックで起用され、このポジションに慣れていなかった」とする一方、「代表選手としてこれだけミスをしては、自分の技術力を高める必要がある」と苦言を呈した。

また、同じくスポーツメディアの捜達足球は「李昂は3度の低レベルなトラップミスを犯した」と批判し、「（上海海港は）まるで1人少なくなったかのよう」「これは確かに気まずい」などと報じた。

なお、中国のサッカーファンからは「試合を通してもバックパスしかしない。唯一の仕事はオスカルからのパスを受け、すぐにオスカルに戻すこと。確かに1人少ないようなものだ」「これが男子サッカーのレベルじゃないか。驚くことじゃない」「（中国選手は）誰がやっても同じだよ」「中国で『サッカー代表』と言えば女子のこと」といったコメントが寄せられている。（翻訳・編集/北田）