2014年6月16日、ラジオ・フランス・アンテルナショナル（RFI）中国語サイトは、日本政府が発表した河野談話の検証作業に対し、韓国が猛反発していると伝えた。

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1993年、旧日本軍の従軍慰安婦制度への関与を認め謝罪した「河野談話」について、日本政府は談話の作成過程で政府間に水面下の話し合いがあったとの内容を報告書に盛り込むと指摘されている。これに対し韓国側は関与を否定しており、「河野談話」は日本政府が独自の判断で作成したものと主張。韓国政府は15日「日本政府が『河野談話』を毀損（きそん）するような場合、韓国政府は強い対応を取る」とのコメントを発表した。

検証報告書は20日に国会に提出される。報告書には「河野談話」の従軍慰安婦に関する文言について、当時日本政府が作成した草案は「旧日本軍の『委託を受けた業者』が募集した」だったが、韓国側が「指示を受けた業者」に変えるよう要求したため、日本側は証拠がないとしながら「要求を受けた業者」と修正することで同意した、という内容が盛り込まれる見通し。（翻訳・編集/YM）