イーロン・マスク氏「リチウムイオン電池は新たな石油」=中国ネットは賛否の声

Record China    2022年7月15日(金) 13時0分

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米テスラのCEO、イーロン・マスク氏が「リチウムイオン電池は新たな石油だ」と述べた。

テスラのCEO、イーロン・マスク氏が「リチウムイオン電池は新たな石油だ」と述べた。中国のSNS・微博(ウェイボー)で、新浪財経の米国株情報を扱う公式アカウント「環球市場播報」が14日に伝えた。

環球市場播報は「新エネルギー車の急速な発展により、業界全体が空前の注目を集めているが、もちろんメーカー間の競争は続いており、リチウムイオン電池など一部の重要資源の奪取が特に重要になっている」とし、ベンチャーファンド「クラフト・ベンチャーズ」の共同創業者兼パートナーのデイビッド・サックス氏が同日付でツイッターに投稿した内容と、それに対するマスク氏のコメントを紹介した。

サックス氏は、「今年何か証明できるとすれば、エネルギーの独立なくして安全はあり得ないということだ」と投稿。このツイートに対してマスク氏は、「間違いない。そしてリチウムイオン電池は新しい石油だ」とコメントした。

環球市場播報が「リチウムイオン電池は本当にマスク氏の言う通り新たな石油なのか?」と問いかけた。

中国のネットユーザーからは、「(マスク氏のコメントに)賛成です!!」との声や、「リチウムイオン電池産業にも進出するの?」「充電をしなくても(車で)走れるということ!?」と驚きの声が上がった。

一方で、「リチウムイオン電池はエネルギーを蓄えて放出する道具であって、それ自体は(エネルギーの)生産はない」「エネルギー貯蔵媒体とエネルギーそのものは別物」「電力はどこから持ってくるのか?やっぱり、石炭、石油、核電力じゃないのか?」とするコメントもついた。これに対して、「彼のような商売の頂点に立つ人が基本的な常識を知らないわけがない。彼が話しているのはマーケティングの手段、彼が何をマーケティングするかだ」と指摘するネットユーザーも見られた。(翻訳・編集/刀禰)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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