新疆を視察中の習近平国家主席は、14日、トルファン市高昌区の新城西門村を訪れ、推進されている農村振興の状況を調べました。

習主席は、農村が振興するために地域の事情に合わせて豊かになる産業を選択することが鍵だとして、少数民族地域が質の高い発展を実現し、共同富裕を促進する切り口と力を集中するポイントを正確に見出さなければならないことを幾度も強調してきました。

新城西門村には現在、550世帯、3790人が暮らしていて、うちウイグル族の人が3702人います。高速道路が貫通し、物流企業が集まるようになったことで、トルファンの生鮮ブドウの販売量は年々増えています。新城西門村では、既存の耕地の85%をブドウ栽培に使用し、ドライフルーツの加工企業を導入したほか、1日当たり約10万枚のナンを生産する産業パークも建設しました。

また、新城西門村に汚水処理場を建設して「トイレ革命」を行い、330戸の低所得者向けの住宅を建設しました。村名の通り、村は「新城（ニュータウン）」に変貌しました。（提供/CRI）