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17日、ブラジルで開催中のサッカーW杯に中国は出場していないが、南米で中国製品が大活躍している。写真はカシローラ。
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2014年6月17日、ブラジルで開催中のサッカーワールドカップ(W杯)に中国は出場していないが、中国のサッカーファンはこの4年に一度のビッグイベントに沸き立っている。一方で、南米で中国製品が大活躍していると四川省成都市の日刊紙・天府早報が伝えている。
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世界的な卸売市場として知られている浙江省・義烏市で、スポーツ用品販売に携わる業界関係者は、「2013年の3、4月からW杯開催まで、海外の発注が相次いだ。すでに100万個あまりのサッカーボールを輸出している。今回のW杯はブラジル開催ということもあり、南米諸国からの発注も多かった。欧州諸国では、ブラジルの楽器『カシローラ』が人気で、すでに200万個販売している」と紹介している。
カシローラは前回の南アフリカ大会で人気を集めたブブゼラを参考にして開発されたもので、鐘の形をした手持ちサイズのマラカスのような楽器。ブラジルが大会公認の応援グッズに指定しているカシローラは世界の約90%が中国製だという。
義烏市の税関データによれば、2014年1〜5月、同市税関からブラジルに1億6000万ドル(約160億円)の産品が輸出され、同期比で31.4%の大幅増。うち、スポーツ用品は278万ドル(約2億8000万円)で同期比42%増加している。(翻訳・編集/内山)
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