6月24日に劇場公開が始まった人気俳優チュー・イーロン（朱一龍）主演の映画「人生大事」。7月19日、芸能メディアが「14億4600万元（約295億円）の興行収入を達成」「上映期間が8月25日まで延長される」と相次ぎ報道し、ファンの間で400億円達成に向けた期待が高まりを見せている。

映画は、刑務所を出所した納棺師の三哥（チュー・イーロン）が、祖母と死別して孤児になった武小文（ヤン・エンヨウ/楊恩又）と出会い、涙あり笑いありの一連の出来事を共にしていくうちに、仕事と生活に対する態度を見つめ直すストーリーだ。

文芸映画の中で去年大ヒットを記録したのが、人気ユニットTFBOYSのイー・ヤンチェンシー（易[火羊]千璽）が主演した「送你一朵小紅花」（A Little Red Flower）。14億3200万元（約293億円）の興収成績で話題をさらったが、「人生大事」は上映1カ月未満でそれを塗り替える快進撃を見せている。

観客からは「強烈に推薦する感動作」「夏休みに絶対見るべき」「チュー・イーロンとヤン・エンヨウとの間で繰り広げられる笑いと感動がたまらない」「今の調子で20億元（約409億円）、25億元（約511億円）もあっという間でしょう！」と、期待の声が相次いでいる。

7月14日時点で総動員数が3200万人を超え、2022年興収ランキング3位にランクインしている「人生大事」だが、夏休み興行で成績がどこまで伸びるのか、これから発表されるデータからますます目が離せない。（編集/RR）