中国チベット学研究センターが主催する第6回全国チベット学活動協調会議が20日と21日、北京で開催され、全国80以上の科学研究機関、高等教育機関、関係部門から120人余りの専門家・学者が、オンラインとオフラインを合わせた方式で参加しています。

会議ではチベット学の研究の発展の歴史と成果を回顧・総括し、チベット学の発展傾向を分析・研究・判断し、新時代の全国チベット学研究発展のための対策と提案を協議し、新たな出発点から全国チベット学事業の質の高い発展を推進するとしています。

会議では、『中国共産党第19回全国代表大会以来のチベット語新語・用語（漢語・チベット語対照）』の発表会が行われ、全国チベット語用語標準化活動委員会は、「中華民族の偉大な復興という中国の夢」、「中華民族共同体意識」など、名詞1945語と255の短文の計2200語のチベット語の新語・用語を発表しました。

また、会議では、全国のチベット語定期刊行物の評価の中間結果に関する情報を伝え、中国チベット学研究センター青年チベット学会による青年チベット学人材育成活動の状況が報告されたほか、『全国チベット学研究と調整における中国チベット学研究センターの主導的役割に関する意見』についての提案を求め、中国チベット学研究チョモランマ賞の設立、同賞の評価作業計画、改訂版『中国チベット学研究チョモランマ賞の評定方法』について報告が行われました。（提供/CRI）