米英豪の原潜協力に深刻な核拡散リスク、中国は決定撤回を促す

CRI online    2022年7月21日(木) 13時50分

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外交部の汪文斌報道官は、米英豪が国際社会の懸念に確実に応え、核不拡散の国際的義務を忠実に履行し、3カ国の原子力潜水艦協力に関する誤った決定を撤回するよう促しました。

外交部の汪文斌報道官は20日の定例記者会見で、米英豪の原子力潜水艦協力問題について改めて対応し、米英豪が国際社会の懸念に確実に応え、核不拡散の国際的義務を忠実に履行し、3カ国の原子力潜水艦協力に関する誤った決定を撤回するよう促しました。

報道によりますと、中国軍備管理・軍縮協会と核戦略計画研究総院はこのほど、「危険な共謀:米英豪原子力潜水艦協力の核拡散リスク」と題する研究報告書を発表しました。報告書は、米英豪3カ国の原子力潜水艦協力は、核兵器保有国が核兵器を持たない国に兵器級の核物質数トンを譲渡する悪しき前例となり、深刻な核拡散リスクをもたらすと指摘しました。

汪報道官は記者質問に答え、「中国の学術機関が米英豪の原子力潜水艦協力に関する研究報告を発表したのは今回が初めてだ。レポートは、詳細なデータと資料によって、3カ国の原子力潜水艦協力を掘り下げ、核拡散防止条約の目的・趣旨に著しく違反し、国際原子力機関(IAEA)の規約に直接違反し、IAEAの保障監督システムに挑戦し、世界の戦略的安定を破壊し、国際的な核不拡散システムに衝撃を与え、軍拡競争を激化させ、非核兵器地帯条約を損ない、アジア太平洋地域の平和と安定に危害を加えるものであることを明らかにしている。米英豪の原子力潜水艦協力に対する国際社会の懸念が理にかなっていることが改めて証明された」と述べました。(提供/CRI

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