CRI online 2022年7月21日(木) 20時20分
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ドイツのパイプライン運営会社ガスケードは、「ロシア産天然ガスを欧州に輸送する主要パイプライン『ノルドストリーム1』の10日間に及ぶ定期メンテナスがベルリン時間21日午前6時に終了する」と発表しました。
ドイツのパイプライン運営会社ガスケードは20日、「ロシア産天然ガスを欧州に輸送する主要パイプライン『ノルドストリーム1』の10日間に及ぶ定期メンテナスがベルリン時間21日午前6時に終了する。再開後の供給量は保守点検前の水準(フル稼働時の40%)に回復する見込みだ」と発表しました。
ガスケード社はドイツ北東部のメクレンブルク=フォアポンメルン州のルブミンで2カ所の「ノルドストリーム1」受入基地を運営しています。
一方、ロシアのガスプロム社は20日、「ドイツのシーメンス社から修理のために送られた『ノルドストリーム1』のガスタービンの返却を保証する公式文書が届いていないため、同文書の送付を再度要請した」と発表しました。
2011年に建設が完了した「ノルドストリーム1」はバルト海の海底経由でロシア・レニングラード州のヴィボルグとドイツのメクレンブルク・フォアポンメルン州のグライフスヴァルトを結び、総延長は約1200キロに達します。保守点検による稼働停止で、欧州での天然ガス供給の逼迫(ひっぱく)を悪化させていました。(提供/CRI)
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