台湾のベテラン俳優がテスラ車で衝突炎上事故、専門家が問題指摘―中国メディア

Record China    2022年7月24日(日) 18時0分

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22日、21世紀経済報道は、台湾のベテラン俳優・林志穎(ジミー・リン)さんが運転するテスラの電気自動車が衝突炎上事故を起こしたことを報じた。

2022年7月22日、中国経済紙の21世紀経済報道は、台湾のベテラン俳優・林志穎(ジミー・リン)さんが運転する米テスラ電気自動車が衝突炎上事故を起こしたことを報じた。

記事は、22日午前10時50分頃、林さんが運転するテスラモデルXが桃園市蘆竹区の中正北路から桃園方向に走行中に中央分離帯に衝突して出火、たちまち激しい炎に包まれて周囲に濃い煙が立ち込めたと紹介。火はその後消し止められたが、テスラ車は全焼して骨組みだけになったとしたほか、乗っていた林さんと6歳の息子は通行人に救助されたと伝えた。

医師によれば、林さんは顔面骨折、上腕骨粉砕骨折に加え軽微な脳挫傷を負ったとのことで体調が落ち着き次第手術を行う。家族の話では命に別状はないという。助手席に座っていた息子は顔に擦り傷を負ったとのことである。

記事は、警察の調査結果として林さんは前方不注意により車を中央分離帯に衝突させ、その直後に出火したと紹介。アルコール濃度テストではアルコールは検出されなかったと伝えた。

林さんは1974年生まれの47歳。90年代前半には金城武さんらとともに「台湾四小天王」と呼ばれる人気アイドルとして活躍し、近年はレーサーとして活動していた。自動車収集が趣味で、今年初めにテスラ車を購入したことを明らかにしていた。

記事は、清華大学の車両・運送学院教授である宋健(ソン・ジエン)氏が「電気自動車が衝突した時に発火する確率は化石燃料車よりもはるかに高い。化石燃料車のガソリンタンクは密閉構造になっており、燃油が漏れ出さない限り発火はしないが、電気自動車の電池には酸化剤と可燃物質が含まれているため発火しやすく上に激しく燃える」と指摘したことを併せて紹介している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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