香港の女優カリーナ・ラウ（劉嘉玲）が、夫で俳優のトニー・レオン（梁朝偉）がNetflix（ネットフリックス）のオリジナルドラマに出演すると語っている。

23日、香港で舞台劇「最後禮物」の初演に駆けつけたカリーナ・ラウが、香港メディアに語ったもの。先月27日に60歳の誕生日を迎えた夫トニー・レオンの近況について、Netflixドラマの撮影のため、近いうちにカナダ入りすることを明かした。カリーナ・ラウによると、かなり前から決定していたプロジェクトだが、新型コロナの影響で撮影が延期になっていたという。

カリーナ・ラウは来月、出演作の香港映画「明日戦記」（Warriors of Future）の劇場公開を控えているが、映画の宣伝活動が終了したら日本へと飛び、トニー・レオンと合流する予定だという。カナダにも同行するつもりだが、クランクインを確認次第すぐに香港へ戻るとのこと。「彼の邪魔をしたくないし、私自身も仕事中に現場見舞いに来られたくないタイプなので」と語っている。

2018年以降、トニー・レオンのマネジメント業にも関わっているカリーナ・ラウは、舞台劇への出演にトニー・レオンも関心を寄せていると明かしている。良質な脚本を物色中とのことだが、なかなか決められずにいるトニー・レオンについて、「私よりずっと演技が上手なのだから迷うことはないのに」とユーモアたっぷりに語っている。

トニー・レオンは昨年公開のマーベル映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」で主人公の父親役を演じ、その存在感が世界中から賞賛を浴びた。カリーナ・ラウによるとトニー・レオンのスケジュールは、今後2年余りはすでにぎっしり詰まった状態にあるという。(Mathilda)