CRI online 2022年7月26日(火) 9時30分
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中国では今年1月から6月までのオゾン濃度がやや上昇したものの、全体的に安定を維持していたことが分かりました。写真は北京。
中国では今年1月から6月までのオゾン濃度がやや上昇したものの、全体的に安定を維持していたことが分かりました。
中国は長年にわたって大気汚染対策に力を入れてきており、PM2.5の許容濃度超過日数が著しく減ったことを背景に、オゾン濃度の問題への関心が高まっています。今年1月から6月までの平均オゾン濃度は144μg/m3(0.06725ppm)で、前年同期比4.3%増えました。オゾン濃度の上昇について、中国環境監督観測総局の唐桂剛大気環境監督観測室長は、「オゾン前駆物質の排出量が増えたことと、今年の特殊な気候との相乗効果によるものだ」と分析しています。これを受けて生態環境部は、第14次5カ年計画期間(2021~25年)において、中国の大気汚染対策の重点として、微小粒子状物質とオゾン層の共同改善を推進していくことを提案しています。
今後は、窒素酸化物、揮発性有機化合物、オゾン前駆物質などの排出削減に取り組むことにより、オゾン層汚染を効果的に抑えられるということです。(提供/CRI)
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2022/7/25
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赤阪清隆
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