2022年7月26日、韓国・JTBCは「世界的ロックバンド、ガンズ・アンド・ローゼズ（GUNS N’ ROSES）が公式SNSに旭日旗を用いた画像を掲載し、誠信女子大学の徐敬徳（ソ・ギョンドク）教授が抗議した」と伝えた。

記事によると、ガンズ・アンド・ローゼズはこのほど、11月に日本で公演を行うことを発表しポスターをSNSに掲載したが、そのポスターには旭日旗が描かれているという。

これを受け、徐教授は自身のSNSを通じ、抗議のメールを送ったことを明らかにした。旭日旗の柄を一日も早く削除もしくは差し替えるよう求め、アジアのファンに傷を与えないようにと訴えたという。

記事は「公演の宣伝に旭日旗を活用する世界的アーティストが増えている」と指摘し、先ごろ、米人気バンドマルーン5（maroon 5）もワールドツアーのポスターに旭日旗のデザインを用い公式ウェブページに掲載したため、韓国のファンからの批判が殺到し削除に至ったケースを紹介している。

徐教授はJTBCの取材に対し、「アーティスト側は、旭日旗がドイツのハーケンクロイツと同じ意味を持つ戦犯旗であることを知らないケースが多かった」と話している。こうしたケースを集めたコンテンツを制作する考えで、「私たちはただ怒るのではなく、力を合わせて地道に抗議活動を続ける必要がある」「状況を正しく知ってもらうために映像を制作するなどして、国際的世論を形成することが重要だ」としている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「ガンズ、あんたたちもアウトだ。ファンだったのにな」「他の国ならともかく、太平洋戦争で直接日本軍と戦った米国のグループが旭日旗だと？」「真珠湾攻撃を受けた国がこれでいいのか」「日帝＝ナチス、旭日旗＝ナチス旗。この認識を広めることが大事だ」「ドイツは元ナチスをどんなに高齢だろうと裁判にかけて処罰している。韓国は親日派がのうのうと暮らしているのに戦犯旗に文句を言うだけ。これでは日本側は『いちゃもんを付けられている』と思うだけだろう」「旭日旗は日本海軍の旗なのに何が問題なのか分からない、と言ってる韓国人も多い。あきれた時代だな」「冷静になって考えよう。それだけ韓国の存在感がないということではないか」「韓国が弱いのが問題だ。もっと強くなれば、簡単に解決できる問題のはず」などの声が寄せられている。（翻訳・編集/麻江）

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