河南省鄭州市と重慶市を結ぶ「鄭渝高速鉄道」が20日に全線開通したのを背景に、「高速鉄道で旅する『三峡』」の人気が高まりを見せ始めている。

鄭渝高速鉄道開通から1カ月がたち、重慶市巫山県の各観光地を訪れた観光客は前年同期比45．68％増の延べ11万7300万人、観光収入は同43．12％増の3519万3600元（約7億387万円）に達した。

三峡クルーズ客船は18日に運航を再開し、これまでに全体の約6割に当たる31隻が200回以上運航されてきた。統計によると、三峡ダムの上流にある秭帰県秭帰観光港では、1日当たり約2000人の観光客が乗降している。各地の観光客が「動く豪華ホテル」に乗って、長江流域にある三峡にやってきて、比類ない景色をじっくりと楽しんでいる。（提供/人民網日本語版・編集/KN）