中国で賛否両論、国語の教科書に流行曲の歌詞採用―中国メディア

Record China    2014年6月21日(土) 18時58分

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16日、台湾の歌手ジェイ・チョウの名曲「カタツムリ」がこのほど、中国で小学校3年生の国語の教科書に盛り込まれた。資料写真。

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2014年6月16日、「僕は一歩ずつ登って行く。日の光が静かに、辺りを照らし始めるのを待ちながら。小さな小さな空でも大きな大きな夢がある」という歌詞が人気の、台湾の歌手ジェイ・チョウ(周傑倫)の名曲「カタツムリ」がこのほど、中国で小学校3年生の国語の教科書に盛り込まれた。中国広播網が伝えた。

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そのほか、中国の人気女性歌手ハン・ホン(韓紅)の曲「天路」も、詩として小学校1、2年生の国語の教材に採用された。ネットユーザーの間では、「時代に合わせた国語の教育」という声のほか、「流行文化が多すぎると、国語教育の歴史が薄っぺらになる」とう意見もあり、賛否両論が巻き起こっている。

今回、教科書の改訂を主導した語文出版社の王旭明(ワン・シューミン)社長は、改訂の最大の目標について、「国語そのものの特徴を突出させる、つまり、文字言語が生活の中で本来あるべき役割を果たせるよう、国語を原点復帰させること」との見方を示した。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

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