次世代有人ロケットが重要試験を完了、試作機開発の段階に―中国

人民網日本語版    2022年7月31日(日) 23時30分

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中国の次世代有人キャリアロケットのマルチマシン並列静動共同試験が完了した。

中国航天科技集団第一研究院が28日に明らかにしたところによると、同研究院の第702研究所がこのほど中国の次世代有人キャリアロケットのマルチマシン並列静動共同試験を無事完了し、同ロケットの開発が順調に試作機開発段階に進むのを力強くサポートした。科技日報が伝えた。

第702研究所の王暁暉(ワン・シャオフイ)所長は、「同試験の無事完了は、中国が大荷重静動共同試験技術のブレークスルーを初めて実現したことを示しており、試験方法と試験能力の重要なイノベーションであり、次世代有人ロケットが複数台の大推力エンジンの並列接続技術を採用するための基礎をしっかり固めた」と述べた。

次世代有人ロケットの基礎モジュールの直径は5メートル、複数台の120トン級エンジンを搭載する。大推力エンジンのマルチ並列接続技術が中国のロケットに採用されるのは初めてとなる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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