人民網日本語版 2022年7月31日(日) 5時0分
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中国航天科技集団第八研究院が28日に明らかにしたところによると、実験モジュール「問天」の打ち上げから4日後、中国初の大型太陽追尾装置が正式にお披露目された。
中国航天科技集団第八研究院が28日に明らかにしたところによると、実験モジュール「問天」の打ち上げから4日後、中国初の大型太陽追尾装置が正式にお披露目された。軌道上での一連の性能試験を行い、各種指標において優れたパフォーマンスを示している。中国新聞網が伝えた。
問天の尾端に位置する太陽追尾装置は、主にソーラーウィングの回転及びモジュール内外のエネルギー伝達を担当し、中国の宇宙ステーションプロジェクトの立ち上げ当初に最も先に日程に上がったキーテクノロジーの一つだ。
中国の宇宙ステーションが完成した後、ステーション内の各種科学機器やペイロード及び生命維持システムの重要設備などに必要な電気エネルギーは、大型太陽追尾装置がステーション外からステーション内に効率的かつ高信頼の伝送に頼っている。
中国航天科技集団第八研究院第805研究所によると、中国の宇宙ステーションの電力使用の需要を満たすため、問天にはフレキシブルソーラーウィングが搭載されている。1枚の長さは27メートル、面積は138平方メートル。だが、この2枚の超大型の「芭蕉扇」が宇宙でスムーズに「円を描き」、常に日射を受けられるようにするのは容易なことではない。
太陽追尾装置は「手首」に相当し、2枚の「ヘビー級」のソーラーウィング(1枚の重量は600キログラム)を持続的に回転させ、安定的に太陽を追尾する必要がある。太陽追尾装置の「お腹」には、太陽の回転角の情報をリアルタイムで集めるレゾルバが内蔵されている。姿勢制御システムから運動モードの要求を受けると、自動的に運動計画を立て、自身の状態を正確に調整することで、ソーラーウィングがヒマワリのように太陽を追尾できるようにする。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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2022/7/30
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