血を流すサメと記念撮影?大型スーパーのイベントが「動物虐待」と物議―韓国メディア

Record Korea    2022年8月2日(火) 23時0分

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1日、韓国・ノーカットニュースは「ソウル市内の大型スーパーで死んだサメと記念撮影をするイベントが行われ、物議を醸している」と伝えた。動物虐待だとの声も上がり、イベントは中止されたという。

2022年8月1日、韓国・ノーカットニュースは「ソウル市内の大型スーパーで死んだサメと記念撮影をするイベントが行われ、物議を醸している」と伝えた。動物虐待だとの声も上がり、イベントは中止されたという。

記事によると、先月30日にEマート竜山(ヨンサン)店の水産物売り場に、死んだサメが展示された。サメについての説明と、一緒に写真を撮ってSNSで共有しようと促す看板も設置されていた。同売り場では今年5月からエイ、マンボウなど普段は接することがあまりない魚類を展示してきたという。

サメは血を流しており、これを見て不快感を示す買い物客の姿もあったという。マート側は「展示および売り場の運営において、顧客に配慮できなかったことを謝罪する。顧客の意見に耳を傾け、顧客の立場になって細心の注意を払いたい」とコメントしている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「こんなイベントがウケると思ったのか」「誰がこんなことを考えたのかね」「死んだサメの隣で写真を撮るのは、ちょっと違う」「人気の釣りユーチューバーでも、釣った魚を解体するところは見せないとかモザイクをかけるとかしているよ」「結局は食べるとしても、命を奪ったことに対し最小限の謝罪と感謝の気持ちを忘れてはいけないと思う。死んだサメを展示して楽しいか?」など、イベントに否定的なコメントが寄せられている。

一方で「じゃあ他の魚は?。サバやサンマはいいわけ?」「マグロの解体ショーは?動物虐待の明確な定義が必要だね」「精肉店にぶら下がってる肉はどう思うの?」「そんなに動物がかわいそうなら草でもむしって食べてなよ」「豚の頭を飾って祈りをささげる民族が、この程度で何を言ってるんだ(笑)」などの声も多く寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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