<サッカー>W杯のアジア枠大幅拡大、日本のファン「中国のため」―中国メディア

Record China    2022年8月2日(火) 21時0分

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サッカーのW杯で2026年大会からアジアの出場枠が8.5に拡大されることについて、中国のポータルサイト・捜狐に1日、「日本のファンからは中国のためのルールとの声が出ている」との記事が掲載された。

サッカーのワールドカップ(W杯)で2026年大会からアジアの出場枠が8.5に拡大されることについて、中国のポータルサイト・捜狐に1日、「日本のファンからは中国のためのルールとの声が出ている」との記事が掲載された。

米国、カナダ、メキシコの3カ国が共催する同大会から、出場チームが現行の32から48に拡大されることが決定。アジアの出場枠は現行の4.5から8.5へとほぼ倍増される。記事は、「W杯予選は4段階に分かれることになった。中国代表の実力では、4段階目(プレーオフ)まで戦う必要があるかもしれないが、本大会出場は依然として厳しい」と論評。「中国国内のファンとは違い、日本のファンは自国の本大会出場を少しも心配していない。それよりも、今回の出場枠の拡大は中国やインドが利益を得ることになると推測している」とした。

その上で、日本のネット上では「アジア枠が増えることで恩恵を受けるのは中国やインドなど人口の多い国」との声や、「アジアは日、韓、豪、イラン、サウジの5強なので、プレーオフ以降を戦うことが予想される中国やほかのアジア勢に配慮した拡大だと思われる」との声、「金を持っている中東の国や、今のままでは出場できない中国も入れるようにとの愚策だと思うが、日本もアジア枠が増えたおかげでW杯に出場できるようになったことを考えると厳しいことは言えない。はっきり言って競技というよりビジネスで決定したこと」との声が共感を集めていることを伝えた。

アジアサッカー連盟(AFC)が1日に発表した予選方式によると、1次予選ではアジアのランキング26~47位の22チームがホームアンドアウェイで対戦し、11チームが2次予選に進出。2次予選では、この11チームにランキング1~25位のチームを加えた計36チームが、9組(4チームずつ)に分かれてホームアンドアウェイで総当たり戦を行い、各組上位2チームが最終予選に進出する。最終予選では18チームが6チームずつ3組に分かれてホームアンドアウェイの総当たり戦を行い、各組上位2チーム(計6チーム)がW杯出場権を獲得する。また、3組の3、4位のチーム(計6チーム)がアジア・プレーオフに進み、残り二つの出場枠と、大陸間プレーオフへの出場枠を争う。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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