ペロシ米下院議長の台湾訪問で中共中央台湾事務弁公室が声明発表

CRI online    2022年8月3日(水) 2時40分

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中国共産党中央台湾事務弁公室は2日、ペロシ米議会下院議長が中国の台湾を訪れたことに対し、声明を発表しました。声明の内容は以下の通りです。

8月2日にペロシ米議会下院議長は中国台湾地区を訪れた。これは台湾と米国側の癒着がエスカレートしたもので、その性質は非常に劣悪で、深刻な結果をもたらす。これは中国の主権と領土の保全に対する著しい侵害であり、「一つの中国」の原則と中米の三つの共同コミュニケの規定に対する重大な違反であり、国際法と国際関係の基本準則を著しく踏みにじり、米国が中国に対して行った厳粛な政治的約束を裏切り、「台湾独立」分裂勢力に重大な誤ったシグナルを送るものである。われわれはこれに断固反対し、厳しく非難し、強い抗議を表明する。

世界には一つの中国しかなく、台湾は中国領土の不可分の一部である。「一つの中国」の原則は公に認められた国際関係の準則であり、国際社会の普遍的な共通認識である。台湾問題は中国の内政であり、いかなる外部からの干渉も許さない。ここ最近、米国政府は台湾問題でしばしば誤った言動をとり、双方の公式往来のレベルを引き上げ続け、軍事的癒着を拡大し、台湾への武器販売を続けてきた。

「台湾独立」分裂勢力は祖国統一の最大の障害であり、民族復興の深刻な脅威である。民進党当局は「台湾独立」という誤った立場をかたくなに堅持し、米国の反中国勢力のために中国をけん制する駒に成り下がり、無謀にも「独立」を掲げて挑発している。これは完全に形勢を見誤った行為である。彼らは自らの利益のために「一つの中国」の原則に挑み、「九二共識(92年コンセンサス)」を否定し続け、両岸の対立を作り出している。民進党当局による分裂を求める行為と、米国と癒着して民族の利益を売り渡すような行為は、台湾を災難のどん底に追い込み、多くの台湾同胞に深刻な災いをもたらすだけである。

祖国統一と中華民族の偉大な復興はすでに不可逆的な歴史的プロセスに入っている。祖国は統一されなければならず、また必ず統一される。これは米国側の一部の頑固な反中勢力の意志によってそらされることもなく、「台湾独立」分裂勢力の妄想によって左右されることもない。祖国統一を実現するタイミングは常にわれわれの手の中にしっかりと握られている。米国の反中勢力や台湾の民進党当局がいかなる行為をしようとも、台湾が中国の一部であるという事実を変えることはできない。

われわれは米国側に対して、台湾問題の歴史的経緯を見極め、両岸が同じ「一つの中国」に属しているという事実と現状をはっきり認識し、実際の行動で「一つの中国」の原則を厳守し、中米の三つの共同コミュニケを履行し、誤った道からさらに誤った方向へと進むことのないよう促す。(提供/CRI

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