中国外交部の華春瑩報道官は3日、「ペロシ氏の台湾訪問の本質は、決して民主の問題ではなく、中国の主権と領土保全の問題である。ペロシ氏の行動は、決して民主主義の擁護や維持ではなく、中国の主権と領土保全に対する挑発と侵害である」と述べました。

ペロシ米下院議長は2日夜、「米下院議員代表団の今回の台湾訪問は、台湾の民主主義に対する米国の確固たる支持を示すものだ」と述べました。これに対して、中国外交部の華春瑩報道官は、「ペロシ氏の危険な挑発行為は、純粋に個人の政治的資本を確保するためのものだ。民主は、米側が使い古した道具や隠れ蓑にすぎない」と指摘しました。

華報道官はまた、「米国内での民主問題が累積する中、ペロシ氏は納税者の金を使い、これ見よがしに軍用機で台湾入りし、国際法と国際関係の基本準則に違反し、他国の内政と主権および領土保全を損なうようなことをしている。これは、米国の虚偽と醜悪さを世界に知らしめ、米国の国家的信用をさらに破綻させるだけだ」と批判しました。（提供/CRI）