映画「恋する惑星」（1994年）で知られる歌手、女優のフェイ・ウォン（王菲）とウォン・カーウァイ（王家衛）監督が18年ぶりにタッグを組んだことが報じられた。

中国メディア・紅星新聞によると、2人が一緒に仕事をするのは2004年の映画「2046」以来。ここ数年、映画の主題歌や広告を主な仕事としてきたフェイ・ウォンがスタジオで撮影に臨む写真が旧暦の七夕に当たる今月4日に暴露されたといい、記事はその写真について「タイトな白いワンピースを着たフェイ・ウォンはカメラに向かってめったにない笑顔を見せ、時おり眉をひそめる様子も。その傍らでトレードマークのサングラスをかけたウォン・カーウァイ監督は上を向いて笑っていた」と紹介した他、フェイ・ウォンのファンから「最高の七夕のプレゼント」との声が上がったことを伝えた。

一方、海外在住中国人向けの情報サイト・留園網に掲載された記事は「フェイ・ウォンは緊張した表情で自信がなさそうに見える。ウォン・カーウァイ監督はストーリーを語らず、自由に動かせたのかもしれない」などと指摘し、2人がどのような素晴らしい作品を見せてくれるのかに期待を示した。（翻訳・編集/野谷）