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急増するインドの太陽光発電、関連機器販売では中国企業が圧倒的シェア

Record China    2022年8月12日(金) 5時50分

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インドで太陽光発電が急増している。必要とする機器の出荷量を国別でみると、中国企業のシェアが72%と圧倒的に高い。

インドでは、太陽光発電施設が急増している。2021年4月から22年3月にかけての会計年度には発電能力12.3ギガワット分の装置が設置されたが、22-23年度における設置は20ギガワット分と、ほぼ倍増するとみられている。国別の関連機器の販売シェアでは、中国企業によるものが約72%と他国企業を圧倒している。

インドでは21-22会計年度、すなわち2021年4月1日から22年3月31日までに、発電能力12.3ギガワット分の太陽光発電装置が設置された。10.1ギガワット分は公共事業としての新たな設置で、2.2ギガワット分は建物の屋上などに設置されたものだ。

アナリストは、22-23年度には公共事業として16.5キロワット分、屋根などでの設置として3.5ギガワット分の、計20ギガワット分の太陽光発電装置が設置されると見込んでいる。

インドにおける21-22年度における太陽光発電用機器の出荷量は2万1086メガワット分(直流)に達した。国別では中国企業の製品が最も多く、市場シェアは約72%に達した。企業別の発電用モジュール販売の第1位は隆吉(ロンギ、本社・陝西省西安市)でシェアは23.4%だった。晶科能源(ジンコソーラー、本社・上海市)がシェア22.3%、天合光能(トリナ・ソーラー、本社・江蘇省常州市)がシェア14.8%で続いた。

ストリング型インバーターの出荷量は1万1193メガワット分に達した。企業別シェアでは陽光電源(サンロー・パワー・サプライ、本社・安徽省合肥市)の27.9%、華為技術(ファーウェイ、本社・広東省深セン市)の22.3%、錦浪科技(ソリス、本社・浙江省寧波市)の12.9%の順だった。

セントラルインバーターの出荷量は8683メガワット分(交流)で、シェアは上能電気(シーネン・エレクトリック、本社・江蘇省無錫市)の38.4%、陽光電源の20%、FIMER(ファイマー、本社・イタリア)の19%の順だった。

公共事業としての太陽光発電施設の設置作業の請負の上位3社は、タタ・パワーソーラー、スターリング・アンド・ウィルソン・リニューアブルエナジー、マヒンドラ・サステンと、いずれもインド企業だった。(翻訳・編集/如月隼人

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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