テンセントは8日、Max第2世代ロボットを正式に発表した。Maxは柱の上で回転し足踏みをし、別の柱に飛び移り、2輪で直立するといった難しい動作を行える。また柱を通過するペースが「先輩」のJamocaの4倍になった。

MaxはテンセントRobotics X実験室が独自に研究したマルチモーダル四足歩行ロボットで、独創的な足・車輪一体の本体設計を採用。第1世代と比べると、視覚感知、ルート計画、運動制御などの面で技術革新が実現された。

テンセントによると、新世代のMaxは複雑な地形を正確に通過できる。これは中国初だ。

同実験室が設置したテストシーンでは、Maxは全長10メートル、高さ0．8メートル（Maxの身長の約2倍）の高低差のある柱の列をスムーズに通過できた。

また、Maxは高い柱から下への前方宙返りが可能で、着地後に四本足がスムーズに歩行状態に戻り、極めて優れたバランス感覚と宙返りの連動性を示した。

さらにMaxは高い自主学習能力を持ち、数時間内に自然で素早い歩行姿勢をほぼマスターでき、複雑な環境における適応能力を大幅に上げた。（提供/人民網日本語版・編集/YF）