世界一の高所ダムに「巨大温室」が登場、雨期・冬季の施工を支援―中国

人民網日本語版    2022年8月15日(月) 17時30分

拡大

チャイナエナジーの大渡河双江口水力発電所プロジェクトは、建設中の大型ダムのために「巨大な温室」を設置した。

国家能源投資集団(チャイナエナジー)の大渡河双江口水力発電所プロジェクトは、建設中の大型ダムのために「巨大な温室」を設置した。この「エアドーム型温室」は全長150メートル、全幅69メートルに達し、雨期にダムの垂直壁を設置する際に乾燥した施工環境を維持し、充填剤の含有水分を安定させるとともに、冬季には「温室」内の温度を約5度上げ、建築材料が適切な温度を保てるようにして、施工期間を延長することが可能だ。

双江口水力発電所は現時点で世界一の高所ダムで、四川省アバ・チベット族チャン族自治州馬爾康市にあり、一番高いところは315メートルになる。通常の貯水位は標高2500メートル、総貯水容量は28億9700万立方メートル、発電設備容量は2000メガワット、投資総額は366億元(約7245億円)、発電を中心にしながら洪水対策など総合的利用の効果にも配慮した大規模水力発電プロジェクトだ。(提供/人民網日本語版・編集/KS)



※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携